IPO当選おめでとうございます!!
IPO株はどうやって売ったらいいのかという悩みは、当選しなければ考える必要のないことです。
つまりこの記事を読んでいただいているという事は、きっと当選されたのだと思います!
当選してから初値が決まるまでのワクワクの日々が楽しいですよね!
ただ、株というのは売却して初めて利益が確定するので、売り時が一番難しいと言われます。
IPO株もどのタイミングで売るか迷うところですが、基本的には上場後の初値での売却がオススメです!
この記事では、三菱UFJモルガン・スタンレー証券で当選したIPO株を売却する方法を解説します!

IPO株の売却方法
IPOで当選した株の売却の方法ですが、大きく2つあります。
①自分のタイミングで売却する
②初値で自動的に売却する
もっと細かい売却の仕方ももちろんありますが、大きく分けると上記の2つになります。
①の方法は、通常の株取引と同様に、株価の様子を見ながら、自分のタイミングで売却する方法です。
この方法なら自分の意思で株を売却できるので、売り時の見極めに自信があるならこの方法が向いています。
ただし、IPO株は上場後は値動きが激しく、売るタイミングを見極めるのが非常に難しいです。
また、午前9時から始まる相場に張り付いて値動きの動向をチェックするのも大変です。
特に普段株式の売買を多く行っていて、自分なりの売買ルールを持っていない限りなかなか上手くはいきません。
というわけで、IPO当選株は ②の「初値売り」で売却するのがオススメです!
「初値売り」をすれば、上場後の最初の値段で株を売却することができるので、朝からスマホ片手に株価と睨めっこする必要も、売却のタイミングに頭を悩ますストレスからも解放されます!
「初値売り」のデメリットは、持ち株が自動的に初値で売却されてしまうので、売却後に株価が上がって「売らなければもっと利益が出た〜」と後悔することです。
実際こういうことは起こりうるわけですが、だからと言って株を最も高値で売却できるなんてことは稀です。なので、長期保有をする計画でない限りはIPO株は初値で売ってしまった方が気楽に宝くじのように楽しめると思います☺️
利益が出ても出なくても、上場して初値が出たらそのIPO株は終わりにして、次のIPOや他の投資株に気持ちを切り替えることのできる「初値売り」がオススメです。
それでは実際の操作画面を見ながら、三菱UFJモルガン・スタンレー証券のIPO株の初値売りの方法を見ていきます。
初値売りは上場日の朝9時までに売却申し込みをします。
スマホ版とPC版の2種類の画面で解説していきます。
今回は2025/6に上場したIPO株「伊澤タオル」の初値売りの操作画面を使用しています。
初値売りの方法(パソコン画面)
- 三菱UFJモルガン・スタンレー証券のWebサイトにログインし、「取引・照会」をクリック

2. 国内株式の「売却注文」をクリック

3. 初値売却したいIPO銘柄の「売却」をクリック
今回は2025/6に上場したIPO株「伊澤タオル」の初値売りをします

4. 注意事項確認
「インサイダー取引に該当しない」を「はい」にチェックして
「同意して次に進む」をクリック

5. 注文枚数・単価を決める
まず初値で売却したいIPO株の注文数量を入力します(①)
次に執行条件は「指値注文」を選択して単価を入力します(②)

この指値の「注文単価」が最も大事なポイントです!
入力する金額はAまたはBどちらかの数値です。
A:絶対初値で売却したい場合はIPO株の公開価格の20%低い価格。
(伊澤タオルの例なら公開価格750円なので、そこから20%引いた価格、600円と入力します)
IPOの初値は20%以下になることはまずないので、指値を公開価格から20%引いた金額に設定しておけば、ほぼ確実に初値で売却できます。
B:売却益がマイナスで売りたくない場合はIPO株の公開価格(+20円)※。
この場合、初値が指定した価格を下回った場合、初日に売却できず、その後株価が下落し続けると思わぬ損失になることもあります。
また、三菱UFJモルガン・スタンレー証券の売買手数料を考慮すると、売却後手数料との差引で利益がマイナスになることもあります。
ちなみに今回の「伊澤タオル」はBのパターンで注文しましたが、手数料を差し引いたらマイナスになりました😭 詳しくは9.初値売却参照。
手数料のマイナスを避けるためには公開価格+20円の価格にしておくと損益がプラスになります。
※約定金額が38万5千円をこえる場合はもっと+αを増やす必要あり
最後に「注文内容を確認する」をクリック(③)

6. 注文内容を確認して発注
注文内容を確認したら、取引パスワードを入力して「注文を送信する」をクリック

7. 発注完了
発注内容を確認して「注文照会へ」をクリック

8. 発注内容を確認
発注した内容に間違いがなかったか確認。
もし間違っていたら「注文取消」をクリックして再度注文をやり直す。

これでIPO株初値売却のための作業は終了です!
あとは上場初日の株価が上がってくれるのを期待して待つのみです!
ちなみにこの「伊澤タオル」のお取引は開始直後に初値765円がついて、
無事初値売却ができました。
9. 初値売却

公開価格750円に対して初値765円なので100株分の利益は1,500円になってプラスのはずが、
三菱UFJモルガン・スタンレー証券は約定金額38万5千円までは手数料1,650円かかってしまうため、
利益から手数料を引くと、実質マイナス150円のお取引となってしまいました。。
初値売りの方法(スマホ画面)
1. 三菱UFJモルガン・スタンレー証券のアプリを立ち上げてログインをする
2. 下部メニューから「取引」をタップする

3. 国内株式の「売却注文」をタップ

4. 保有銘柄の中から初値売却したいIPO株の銘柄の「売却」をタップ
今回は2025/6に上場したIPO株「伊澤タオル」の初値売りをします

5. 注意事項確認
「インサイダー取引に該当しない」を「はい」にチェックして
「同意して次に進む」をクリック

6. 注文枚数・単価を決める
まず初値で売却したいIPO株の注文数量を入力します(①)
次に執行条件は「指値注文」を選択して単価を入力します(②)

この指値の「注文単価」が最も大事なポイントです!
入力する金額はAまたはBどちらかの数値です。
A:絶対初値で売却したい場合はIPO株の公開価格の20%低い価格。
(伊澤タオルの例なら公開価格750円なので、そこから20%引いた価格、600円と入力します)
IPOの初値は20%以下になることはまずないので、指値を公開価格から20%引いた金額に設定しておけば、ほぼ確実に初値で売却できます。
B:売却益がマイナスで売りたくない場合はIPO株の公開価格(+20円)※。
この場合、初値が指定した価格を下回った場合、初日に売却できず、その後株価が下落し続けると思わぬ損失になることもあります。
また、三菱UFJモルガン・スタンレー証券の売買手数料を考慮すると、売却後手数料との差引で利益がマイナスになることもあります。
ちなみに今回の「伊澤タオル」はBのパターンで注文しましたが、手数料を差し引いたらマイナスになりました😭 詳しくは10.初値売却参照。
手数料のマイナスを避けるためには公開価格+20円の価格にしておくと損益がプラスになります。
※約定金額が38万5千円をこえる場合はもっと+αを増やす必要あり
最後に「注文内容を確認する」をクリック(③)

7. 注文内容を確認して発注
注文内容を確認したら、取引パスワードを入力して「注文する」をクリック

8. 発注完了
発注内容を確認して「注文照会へ」をクリック

9. 発注内容を確認
発注した内容に間違いがなかったか確認。
もし間違っていたら「注文取消」をクリックして再度注文をやり直す。

これでIPO株初値売却のための作業は終了です!
あとは上場初日の株価が上がってくれるのを期待して待つのみです!
ちなみにこの「伊澤タオル」のお取引は開始直後に初値765円がついて、
無事初値売却ができました。
10. 初値売却

公開価格750円に対して初値765円なので100株分の利益は1,500円になってプラスのはずが、
三菱UFJモルガン・スタンレー証券は約定金額38万5千円までは手数料1,650円かかってしまうため、
利益から手数料を引くと、実質マイナス150円のお取引となってしまいました。。
抽選資金不要の証券会社
IPOで当選確率を上げるなら、できるだけ多くの証券会社に抽選申し込みをした方が良いです!
とはいえ使える資金も限られているわけで、、、
そんな悩みを解消してくれる方法が「抽選金不要の証券会社で申し込む!」です。
私は現在15の証券会社に口座を持っていて、それらの口座からIPOの抽選参加をしています。
多くの証券会社は抽選申し込みの際には口座に希望のIPO株を購入するだけの資金が必要です。
もちろん購入する前提で申し込むわけですから、当たり前の話なのですが、
なんと口座にお金がゼロでもIPO抽選に申し込める証券会社がいくつかあるのです!
これらの証券会社は、口座を作っておけばお金がなくてもIPO抽選申し込みが可能です。
お金は、めでたく当選(補欠当選)した後に口座に移動すればいいんです。
というわけで、「IPOは宝くじのようなもの」とよく言われますが、
その宝くじも買わなければ当たりません!
だから当選確率を上げるには、抽選資金不要の証券口座の開設するのがオススメです!
私が利用している抽選金不要の証券会社は以下の7つです。(当選実績は2024/11時点)
・岡三オンライン証券(当選回数:0回)
・みずほ証券(当選回数:5回)
・野村證券(当選回数:0回)
・SBIトレード証券(当選回数:0回)
・JTG証券(当選回数:1回)
・DMM証券(当選回数:0回)
・松井証券(当選回数:2回)
まずは口座開設をして、これからのIPOに備えましょう!
ここまでお読みいただき、ありがとうございました。
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