【メルカリ】プリンター(箱無し)の梱包 プチプチ(緩衝材)なし!スーパーでもらってきた段ボールだけで梱包できる!

フリマ

こんにちは!
筆者はメルカリ歴4年、YouTube「りょうちんのManuaLife」でメルカリ梱包や販売利益に関する動画を中心に更新しています。

この記事ではメルカリでプリンターなどの精密機器が売れた時にどうやって梱包するのかを解説します。
箱無しの少し大きな家電の梱包に悩んでいる方に参考になる内容となっています!
YouTubeでも公開もしていますので、動画でご覧になりたい方はコチラをどうぞ!!

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今回梱包するプリンターはこちらです。

こういったサイズの大きな精密機器は、専用の箱がない場合、梱包が面倒くさそうなのでメルカリに出品するのに躊躇してしまいますね。
私も同じ理由でずっと使用していないまま家に置物のようになっていました。
年末の大掃除として、やっと重い腰を上げてメルカリ出品、運よく3日で買取いただけました😀

この商品は購入時の箱を処分してしまったので、自分なりに工夫して梱包してみました
早速梱包していきます!

①商品のサイズを確認

まず始めに商品のサイズを確認しましょう。

ヨコ
タテ
高さ

ヨコ約36cm、タテ約34cm、高さ約14cm
3辺合計84cmです。
このプリンタを梱包するに当たって専用の箱があれば非常に楽で良いんですが、買った時の箱は残念ながら処分してしまったので、配送用の箱を自分で用意しなければなりません。
ということで、タテヨコ40cm、高さ20cmくらいの箱を調達にいきます。

②スーパーで箱を調達、ひっくり返して見栄え良く

スーパーやホームセンターなどで段ボールを無料でもらえるところがあるので、段ボールをもらってきました。

スーパーでもらった段ボール

この段ボールのサイズは、ヨコ53cm、タテ40cm、高さ24cm、3辺合計117cm。
少し想定よりも大きめの段ボールになってしまいましたが、この段ボールで梱包していきます!

早速梱包を開始してもいいんですが、その前にちょっとだけ手を加えたいと思います。
このまま梱包すると、もちろん段ボールの印刷が見えます。
すると、購入者様の元へ届いた時に、
「え?ポケモンクリスマスパックチョコレート味なんか頼んだっけ?」
と思われたりするかもしれません。

巨大なお菓子の段ボール箱が届いたらびっくりされるかも?

というより、段ボールの使い回し感が全開で少し残念なイメージになってしまいます。
ということで、この段ボールを無地にします!
やり方は簡単、すぐ終わります。

段ボール内側の繋ぎ目

段ボールの内側を見てみると、1箇所、貼り合わせている繋ぎ目があります。
この繋ぎ目をカットして段ボールを広げます。

繋ぎ目をカット
段ボールを広げる

そして印刷面を内側にして組み立て直します。
貼り合わせの部分に両面テープを貼り、逆サイドの面としっかりくっつけます。

印刷面を内側にして、貼り合わせ部分に両面テープ
反対面にしっかり貼り合わせる

これで箱の形になりました。
あとは底面を布テープで閉じます。
強度を上げるために両端もテープ留めします。

底面をテープ留め
両端もテープ留め

これで、外見は無地の段ボールの出来上がりです!
ちょっとした作業ですが、見た目が良くなりました。

③部品は取り外し、シンプルな形状に

では、段ボールに商品を入れてみます。

段ボールのサイズが結構大きいので、こんな感じで商品の周りに隙間がたくさんあります。
この隙間をなんとかしなければなりません

その前にもう一つ、
このプリンタは紙を収納する給紙トレーが少し前に出っ張っています。

給紙トレーが前面に出っ張ってる

商品の形が複雑だと梱包もしづらくなってくるので、この給紙トレーは取り外して梱包しようと思います。

結果、今回梱包するのはプリンタ本体、給紙トレー、そして電源コードとおまけのインクになります。

コレらを梱包していきます

④水濡れ対策の袋に入れる

最初に商品を水濡れ対策の袋に入れていきます。
まずは給紙トレーを袋に入れ、次に電源コードとインクをまとめて袋に入れます。

給紙トレーを適当なサイズのビニール袋に入れる
電源コードとインクも小さな袋に入れる

そしてプリンタ本体も大きめのビニール袋に入れて、テープで留めます。

プリンタ本体は45Lの大きなビニール袋に
余分な部分を折り返してマスキングテープで留める

この袋は、ゴミ袋などに使われるような45Lのビニール袋です。
袋の厚みは様々ありますが、0.03mm以上をオススメします。
袋が薄いと商品の角に当たっただけで破ける可能性があります。

細かい部品はひとまとめにして、テープで封をしてプリンタ本体の上に載せてマスキングテープで固定します。

水濡れ対策が終わりました!
この状態で改めて段ボールに入れてみます。

⑤段ボール内の隙間を埋めていく

商品の周囲の隙間は依然大きく開いています。
大きめの商品を梱包するときに悩むのが、この隙間をどうやって埋めるかです。
一番簡単なのはエアパッキンのような緩衝材を周囲に詰めて商品を固定する方法です。

もちろんそういった方法でやるのが簡単で早いんですが、もしこの隙間に緩衝材を詰めるとすると結構な量の緩衝材が必要になってきます。

大量のエアパッキンが必要。。

手元にそんなにたくさんの緩衝材もないし、、、
というか、そんなたくさん緩衝材使うのもったいないし、、
ということで、今回はエアパッキン的な緩衝材は使わないで隙間を埋めていくことにします!

まずは高さ方向の対策をしていきます。

高さ方向の隙間の大きさを確認

商品と段ボール天面までの隙間は約6cmほど。
ということで、これから商品の高さ方向の隙間を埋めるために、高さ3cmの中板を用意しようと思います。
イメージとしては段ボールの底の4隅に高さ3cmの三角形の中板を敷いて嵩上げして、天面にも3cmの中板を置いて隙間を埋める作戦です。

中板は家にあった別の段ボールを使って作っていきます。

大きめの段ボールを用意

ある程度長さの取れるところを3cmの幅にカットします。
定規を使って3cmの位置に印をつけて、印に合わせてカットします。

3cmの幅に印をつける
印に定規を当てて3cm幅にカット

この3cmの板を計6枚作ります。

3cmの幅の段ボール板が6枚できました。
4枚は段ボールの底に敷く用2枚は商品の上の隙間を埋める用に使います。

まずは4枚を段ボールの底に敷く用の三角形に工作します。
二等辺三角形になるように2辺のサイズを測って折り曲げます。

今回は段ボールの短辺が約36cmだったのでその半分の18cmの二等辺三角形になるように中板を作ります。

ということで、18cmの長さに印をつけて、折り曲げやすいようにカッターでスジを入れてから折り曲げます。

18cmの長さに印をつける
折り曲げやすいようにカッターでスジを入れる

段ボールを折り曲げて三角形を作ったら合わせ目をテープで留めます。

合わせ目をテープで留める
三角形ができた

これが段ボールの底に敷く中板になります。

キレイな三角形にならなくても大丈夫ですが、段ボールの4隅にこの中板を敷いた時に商品がしっかり乗っかるようにしましょう。大事なのは高さ方向の強度です。

そこに敷く4枚の三角形の中板

底に敷く中板ができました!
早速取り付けていきます。段ボールの底の4隅に三角形の中板を配置します。

中板を4隅に配置

このままでは中板が動いてしまうので、動かないように中板をテープで固定します。

布テープで固定

これで3cmの底上げができました!
商品を入れてみましょう。

商品を中板の上に置いた
上から力を加えても大丈夫

強度もしっかりあります。
底上げして商品を浮かせることで、下からの衝撃にも強くなっています。

続いて、商品の周囲の隙間を埋めていきます。
まず、どれくらい隙間があるのかを確認してみます。

狭い方の隙間は大体4cmくらい。
広い方は大体8cmくらいの隙間が開いています。
この隙間を埋めていきます。
また段ボールを使って工作していきます。やることはさっきとほぼ同じです。

今度は周囲の隙間のサイズに合わせて、幅4cmの板と幅8cmの板をそれぞれ2枚ずつ作ります。

まずは4cm幅の印を段ボールにつけていきます。
そして、印に定規を当ててカットします。

狭い方の隙間(4cm)幅で印をつける
印に定規を当ててカット

続けて8cm幅の印をつけて印に定規を当ててカットします。

広い方の隙間(8cm)幅で印をつける
印に定規を当ててカット

幅4cmの板と幅8cmの板それぞれ2枚ずつできました。

それでは、まずは幅4cmの板を使って狭い方の隙間を埋めていきます。
幅4cmの板を三角形にして、開かないようにテープで留めます。

三角形にして
広がらないようにテープで留める

できたらそれを4cmの隙間に差し込みます。
配送時にずれないように良さそうなところでテープで固定します。

4cmの隙間に差し込んでテープで動かないように留める

反対側も同様にもう1枚の4cm幅の板をテープで繋ぎます。
側面用の中板は別に三角形でなくても四角形でも台形でも円形でも大丈夫です。
商品が動かない程度に隙間に収まればOKです。

これで4cmの隙間が埋まりました。
続いて幅8cmの隙間も埋めていきます。

8cm幅の板を折り曲げて、広がらないようにテープで留めます。
隙間に差し込んで適当な位置で動かないようにテープで固定します。

反対側も同様に8cm幅の中板を作って固定します。

商品の周囲の隙間に中板を入れた

これで商品が動かなくなりました!
あとはこのままフタを閉じて終わりと思いきや、商品の天面側にもまだ3cmの隙間があります。

最初に作った幅3cmの板が2枚残っているのでそれを使って補強していきます。
こんな感じでフタに貼り付けます。

今度はフタの部分に中板を貼り付ける

幅3cmの板を三角形になるようにテープで閉じます。
出来上がった中板を段ボールのフタにテープで留めます。
反対側にも同様の中板を作ってテープで留めます。

両側に貼り付けた

これでフタを閉じれば、高さ方向の隙間も補強することができました。
これで完成です!

それでは最後に段ボールを閉じて天面と両サイドをテープで閉じたら梱包完了です!!

⑥ヤマト営業所で発送作業

この商品はヤマト営業所で発送してきます!
らくらくメルカリ便の発送作業はセブンイレブンやファミリーマートでも可能ですが、プリンタなどの精密機器を発送する場合はヤマト営業所で発送作業するのがオススメです!

ヤマト営業所なら配送のプロの会社なので、商品の管理・保管がしっかりしていることと、スタッフの方が「精密機器取扱注意のシール」など必要なシールを貼ってくれたりします。
もちろん自分で貼ることもできます。

取扱注意、天地無用のシールを貼る

以上でプリンタの梱包・発送作業は終わりです。

おわりに

いかがでしたか?
初めてのプリンタの梱包だったので少し手探りの作業になってしまい、40分くらい梱包に時間がかかってしまいました。
見ていて面倒くさそうと思った方もいるかもしれませんが、
まあ、実際面倒くさいんですが、やっていることはシンプルです。

①隙間のサイズをしっかり確認して
②隙間を埋めるのに必要な板を10本用意して
③隙間にセットするだけです!

やることがハッキリしていれば30分かからず梱包できると思います。
一度こういう少し大変な梱包を経験すると、他のいろいろな商品の梱包にもチャレンジできるようにもなります!

もっとキレイな、簡単な梱包の仕方もあると思いますので、気づいたことやアイデアがあったらコメントいただけると嬉しいです!

ここまでお読みいただき、ありがとうございました!

なのは高さ方向の強度です

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